オールアメリカで取り組むオープンバッジ・プロジェクト

IMS Digital Credentials Summit 2021、オープンバッジ事例紹介のつづき。。。

もう一つ、ご紹介したい動向は、アメリカのスーパーマーケット「Walmart」が今年からオープンハッジを社内研修に取り入れるプロジェクトを開始した話です。


2. Walmartは、日本にはありませんが、コストコのような大きなスーパーマーケットです。Walmartは、社員数150万人の世界最大社員数の会社がオープンバッジを社内スキル管理に全面採用します。


(1) Walmartは、伝統があり実直で保守的な経営で有名です。まさに、アーリーマジョリティーがオープンバッジに動き始めました。


(2) パートナとして、制度設計や展開についてIBMが担当し、オープンバッジのシステムはBadgrを展開するConcentric Skyが担当しています。そして、バッジを活用した採用を、LinkedInとWorkdayが担当するオールアメリカ体制です。というのも、このプロジェクトは、ホワイトハウスのILR(Interoperable Learner Record)パイロットとして位置付けられており、単にWalmart一社の取り組みに終わらず、スーパーマーケット業界全体のスキル変革につながっていきます。


(3) このオープンバッジ制度により、全社のスキル向上を進めながら透明性の高いキャリアパスを構築し、店舗間の人材の最適化や新たな人材確保を進めます。そのためにも、オープンバッジを持つことが、その対応したスキルを持つことを真に示していることが重要です。そのため、オープンバッジを発行する際に、その人のスキル保有を承認・賛同して裏書保証する「Endorsment」というオープンバッジの項目を重視しています。具体的には、その人の身近で、その人のスキルを本当に知るマネージャやスーパーバイザが、その役割を担当します。


42回の閲覧

最新記事

すべて表示

CASE研究会第1回例会(2021/03/30)のご案内

2020年11月11日eラーニングアワードフォーラム・IMSトラックの後半をお借りしてのCASE 研究会創設記念セミナーに引き続き、本格的研究会としては最初となる第1回例会を下記の通り開催いたします。 CASEで扱う学習目標や評価基準(ルーブリック)に関する情報は、カリキュラム標準や、シラバス、スキル標準の記載ばかりでなく、学習履歴データ(Caliper Analytics)、デジタルクレデンシャ